2016/05/23 11:54
先日「軽減税率対策補助金」に関するお問合せをいただきました。
軽減税率対策補助金というのは、消費税軽減税率制度(複数税率)への対応が必要となる中小企業・小規模事業者等
の方々が、複数税率対応レジの導入や、受発注システムの改修などを行うにあたっ
て、その経費の一部を補助する制度です。
補助金の類型としては、2種類あります。
・A型 複数税率対応レジの導入等支援
複数税率に対応できるレジを新しく導入
したり、対応できるように既存のレジを
改修したりするときに使える補助金です。
※レジには、POS機能を有していないレ
ジ、モバイルPOSレジシステム、POSレ
ジシステムなどを含みます。
・B型 受発注システムの改修等支援
電子的な受発注システム(EDI/EOS
等)を利用する事業者のうち、複数税率
に対応するために必要となる機能につい
て、改修・入替を行う場合に使える補助金です。
・基本的には、申請書(数枚)と、証拠書類(内訳の分かる支払いの証拠書類(領収書や請求
書)、製品の証明書など)で申請できます。申請は随時受付を行っています。
※複数台をまとめて申請するなどの場合は、追加で書類を作成いただく必要があります。
・A型は一部販売店等による代理申請等が利用可能です。
・B型はシステムベンダー等による代理申請を原則としています。(※自らパッケージ製品・
サービスを購入し導入した場合には、その限りではありません。)
・ 申請受付期限
A型及びB-2型 :平成29年5月31日までに申請(事後申請)
B-1型 :平成29年3月31日までに事業が完了するように申請(事前申請。交付決定
以前に作業着手した場合は補助対象になりません。)