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2016/07/01 12:35

福井県越前市の廣瀬社会保険労務士事務所です。


当事務所は、現在自宅をメインに行っているのですが、最近家賃の安い事務所を見つけたので、
引っ越しを検討中です。

さて、せっかく引っ越すんだから、なんか引っ越し費用や家賃を補てんしてくれるような補助金ないかな~
なんて、考えたりします。

一方で、逆の入り口もあるわけです、
つまり、引っ越し費用を補てんしてくれる補助金があるから、この機会に引っ越しを検討しよう!

こういったことは、常に補助金について回る問題です。
補助金をとることが目的になってしまっているパターンです。

本来、やろうと思っている事業(目的)があって、それを補てんしてくれるものを探すというのが
基本なわけですが、補助金をとるためにとってつけたような事業計画を作成する。
補助金通ったは良いけど、実際やるのは大変だからモチベーションが上がらない。

申請をサポートしている側としても、何ともツライ状況です。

ただ、どちらが入り口であったとしても、「結果」次第なのではないでしょうか。

補助金目的でやってみたけど、なんか会社に新しい刺激が与えられた。
うまくいって事業が軌道に乗った。
というケースがゼロというわけではないでしょう。

事業遂行が目的で、ちょうど合致する補助金があったから申請したけど、
うまくいかなかった。事業が途中で頓挫した。
なんて、ざらにあります。

そういった意味ではどちらが入り口であったとしても、企業として取り組む姿勢は同じで
なければいけないし、それがどう転んだとしても、それがマイナスの効果しかなかった。
なんてことは、無いと思うんですよね。

だから、企業として補助金を取りに行くということは、それだけでも意義があることなのではないかなと
思う次第です。可能性をゼロにする必要はないということです。

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